やはりアスカは、シンジを無碍にはできない

 

エヴァンゲリヲン新劇場版:Qより

 

なんだかんだといっても
アスカにとってシンジは無碍にはできない存在

 

 

マリとアスカにとって シンジは「ガキシンジ」

 

マリ
「後始末は住んだ しっかりしろ ワンコ君!!
グズるな! せめて姫を助けろ 男だろ!
ついでにちょっと世間を知りニャ!」

そして アスカがシンジをエントリープラグから引きずり出す

アスカ
「ガキシンジ
助けてくれないんだ 私を
また自分の事ばっかり 黙ってりゃ済むと思ってる
ふんっ」

立ち去ろうとするが 戻って

アスカ
「まだ甘えてる いつまでたっても・・・手間のかかるガキね」
エントリープラグから引きずる出し

アスカ
「ほら これ着けて もお~
たってるくらい自分で出来るでしょ!」

ここで綾波に気づき

アスカ
「あっ、
さっきのパイロットね綾波タイプの初期ロットか
ハァ
ここじゃL境界密度が強すぎて助けに来れないわ
リリンが近付ける所まで移動するわよ
ほら!」

シンジの手をつかんで歩き出す
それを見た綾波も 後からついていく

 

マリの正体はいまだに不明だが、結構な大人であることは間違いないだろう。

 

多くを語らないので ちょいちょい出てくる会話で想像するしかないが、かなり多くのことを知っているであろうと思われる。

 

マリの会話から もっとヒントがほしいところだが、このくらいが謎めいていて ちょうどいいのかもしれない。

 

マリの目線でシンジを見れば
「グズるな! せめて姫を助けろ 男だろ!
ついでにちょっと世間を知りニャ!」とも言いたくなるだろう。

 

シンジは呆然として もうふにゃふにゃだし、アスカを助けるなんてところまで 気が回るわけもなく、
「男だろ!」とも言いたくなる。

 

そして マリから見たシンジはお子ちゃまだ。

 

わかっていても
「ついでにちょっと世間を知りニャ!」と 

 

14歳のシンジにに言いたくなってしまうのも なんだかうなずける。

 

アスカの目から見ても シンジは
「ガキシンジ」だ。

 


まあ 14年の歳月をアスカは生きてきたわけだし それなりの経験もしているだろうから、その間意識がないシンジと比べてしまえば やはり大人だ。

 

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アスカは 自分がどうしたいかわかっている

 

元々 アスカ自身 1人で生きていくという意思が固かったから、人に言われた通りに生きてきたシンジとは 圧倒的に独立心に違いがあるのは明確だ。

 

自分を助けてくれないシンジに対して
「また自分の事ばっかり 黙ってりゃ済むと思ってる ふんっ」
と毒を吐きたくもなる。立ち去ろうとするが わざわざ戻ってエントリープラグから引きすり出す。

 

アスカにとってシンジは 自分のことさえ自分で決められず 甘えているようにしか見えないだろうし、アスカ自身だって助けてもらいたいのに 逆にシンジを助ける羽目になって
手間のかかるガキね」とも言いたくなる。

 

アスカは戦闘中 綾波に「あんたはどうしたいの?」と叫んでいるくらいだから、自分自身が どうしたいかを分かっている。

 

まあ 綾波は
「命令を待っているだけ」だから 

 

どうしたいもこうしたいも そんなことは初めからないが、シンジの手をつかんで歩き出すアスカを見て 自らついていくところが面白い。

 

自分がどうしたいかさえ認識できず わからないシンジに対して アスカは 歯がゆい思いと乙女心の間で揺れている。

 

アスカのように 自分がどうしたいかわかっていれば、たとえ思うようにならなくても、自分がそうしたかったんだから仕方がないと あきらめもつくし、ではこの先どうしたいか?と自分自身で考えることが出来る。

 

自分がどうしたいかわかっていないと シンジのように
「どうしよう・・・ねえ どうしよう」となり 

 

どうしていいかわからなくなり、呆然とするか パニックになるかで ただ流されていくことになる可能性が高い。

 

この後 ミサトたちと合流することになるのか 思いもよらない展開が待っているのか、シンジ アスカ 綾波はどのようになるのか、物語の展開も気になるところだ。

 

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